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脱デフォルト!役立つGoogleアナリティクス設定まとめ


2015年9月から11月までのGoogle Analyticsのデータ

「Googleアナリティクスを導入しているけど、初期設定のタグを貼っただけで何もしていない…」
「毎月セッション数やページビューの増減を確認しているだけで、コンバージョンの設定は何もしていない…」

このような人は結構多いと思います。Googleアナリティクスの設定と言っても、どこを設定すればいいのかわからないし、誤った箇所を変更してアクセス解析のデータがおかしくなったら困りますよね?

その気持は良くわかります。私も使い始めた時はそうでした。しかし、取得できるはずの貴重なデータ利用できないので、損をしています。初期設定のままでは、より精度の高いデータ、新規コンテンツの気付きとなる情報、PDCAをしっかり回すための指標といった重要なデータが十分に取得できません。

特にアフィリエイトサイトにとって、これらの情報は、コンバージョンレートの向上のための既存記事の更新や、新規コンテンツの作成、新規サイトの企画を行う上で非常に役立ちます。

今回は、Googleアナリティクスをもっと便利にする設定をまとめました。旧タイプの非同期型Googleアナリティクスではなく、ユニバーサル・アナリティクス版です。各記事で設定方法を、わかりやすく画像付きで解説します。

1. ユーザーの分布とインタレストカテゴリを有効化

この設定を有効にすると、サイトの訪問者の性別、年代、興味のある分野といったデータがわかるようになります。

「男性向けにサイトを作ったつもりだったが、意外と女性のアクセスが多かった」
「40代向けのコンテンツのはずが、意外と20代のアクセスが多かった」

このようなことは、よくあります。Googleアナリティクスが初期設定のままだと、サイト訪問者の性別や年代といった情報を確認することはできません。

サイト訪問者の性別や年代だけでなく、サイト訪問者の興味のある分野もわかるようになります。新規コンテンツの内容に反映させる、訪問ユーザーの興味のある分野で別サイトを作って、リマーケティングで誘導するといったことも可能になります。

Googleアナリティクスの画面上で設定を変更するだけで、「ユーザーの分布とインタレストカテゴリを有効化」の設定を行うことができます。設定方法を、以下の記事で詳しく解説しています。

Googleアナリティクスのデータからユーザーの好みを知りサイト作成に活かそう

2. 拡張リンクのアトリビューションを有効化

Googleアナリティクスには、「ページ解析」という便利な機能があります。ページ解析を使うと、ページ内の内部リンクのクリック数や、ユーザーがページを開いた時に、スクロールせずに表示されている領域を確認することができます。

しかし、ページ解析には「同じURLへの内部リンクが複数あると合計して計算される」という問題があります。クリック数が合算されるため、どちらのリンクがより多くクリックされたのか、わかりません。

拡張リンクのアトリビューションを有効化すれば、内部リンクのクリックを別々に計測することが可能です。この設定は、トラッキングコードに1行追加するだけで設定をすることができます。手作業でタグを追加する方法、WordPressのプラグインを使って簡単に設定する方法、タグマネージャーで一気に設定する方法を、以下の記事で説明しています。

Googleアナリティクス|拡張リンク アトリビューション有効化の設定手順

3. リマーケティングを設定

あなたのサイトのコンバージョンレートは何パーセントですか?「ボクのサイトのCVRは10%!すごいでしょ!!」と言っても、10%なら、残りの90%のユーザーのコンバージョンを取りこぼしていることになります。10%のCVRは確かにすばらしいですが、それ以上に取りこぼしていることも見逃してはいけません。

リマーケティングを行うと、あなたのサイトへ訪問したユーザーに広告を配信して、再度訪問を促すことが可能です。同じサイトへの再訪問だけでなく、ユーザーが興味のありそうな別サイトへの広告を配信して、更に売上をアップするといったことも可能です。

リマーケティングはGoogleとYahooの広告で利用可能です。どちらが効果があるかは、ユーザー層や訴求する内容により異なるため、やってみないとわかりません。どちらもリストの収集だけなら無料ですから、いざ広告を配信する時に備えて、GoogleとYahooのリマーケティング設定だけ行いましょう。

設定方法は、以下のWeb企画さんの記事がわかりやすくてオススメです。

初心者でもわかるリターゲティング広告の永久保存版!初期設定から活用まで全て紹介 – ウェブ企画ラボ

Googleタグマネージャーを使ったリマーケティングの設定方法に関しては、以下の記事を参照してください。

【Googleタグマネージャ】リマーケティングタグ設定 – 勝手にスマホサイトまとめ(ブログ)

Googleの場合はMMCアカウントで複数IDを管理

複数サイト用にそれぞれIDを使うとすると、Yahooの場合は、アカウントごとにログインを繰り返して広告を設定する必要があります。しかし、Googleの場合は、管理者用のMMCアカウントを作成すれば、簡単にアカウントの切り替えが可能です。

詳しくは、Adwordsのヘルプページを見てください。

AdWords のクライアント センター(MCC)アカウントの作成 – AdWords ヘルプ

Yahooのタグの使い回し→サイトバレに注意!

YDNのリタゲタグは、アカウントに付き一つしか発行されません。複数サイトでタグを使いまわすと、タグをGoogleで検索すれば、あなたのサイトが一発でバレるので注意しましょう!Googleアナリティクスや、その他のアクセス解析ツールのタグも同じことが言えるので注意してください。

4. コンバージョン設定

Googleアナリティクスのタグを貼った後、コンバージョンの設定をしないまま、放置していませんか?Googleアナリティクスでコンバージョンを設定するだけで、Googleアナリティクスのデータと共にコンバージョンのデータも確認することができます。ほんの一部ですが、コンバージョンを設定すると、これらの有益な情報がわかるようになります。

  • どのページで、多くのコンバージョンが発生しているかわかる
  • ランディングページ毎に、コンバージョン率がわかる
  • コンバージョンに至るまでのページ遷移がわかる
  • 最初の訪問から、何日後にコンバージョンしたかわかる
  • どのような経路で何回訪問して、コンバージョンに至ったかわかる

アフィリエイトサイトでコンバージョンといえば、広告の申し込みですよね。しかし、広告主のページにタグを入れることは不可能です。そのため、アフィリエイトリンクのクリックを中間コンバージョン(いわゆるKPI)として計測しています。普段見ているGoogleアナリティクスの画面上でコンバージョンの情報も確認できるので、情報を俯瞰しやすいためちょっとした変化でも気づきやすくなる点が一番のメリットだと思います。

Googleアナリティクスで、アフィリエイトの外部リンククリックをコンバージョンとして設定する方法を、以下の記事で説明しています。Google Tag Managerを使ったユニバーサルアナリティクス版の設定方法です。

Google アナリティクスで外部リンククリックをコンバージョンとして計測する方法

5. 除外フィルター設定

Googleアナリティクスで自分や関係者のアクセスを除外することができます。

「サイトの表示内容をチェックしていたら、ページビューが跳ね上がっていた…」

このような経験はありませんか?自分や関係者のアクセスが入ると、コンバージョンレート、クリックスルーレートにズレが発生し、数値に変化があった時に正しい判断を行いにくくなります。

私はChromeのオプトアウトアドオンとクッキーフィルタを使った方法で、自分のアクセスを除外しています。クッキーフィルタは、旧タイプの非同期型Googleアナリティクスと、ユニバーサルアナリティクスで設定方法が異なるので注意が必要です。ユニバーサルアナリティクスで設定する手順を、以下の記事で説明しています。

Googleアナリティクス|関係者アクセスを除外する設定まとめ

6. 検索エンジンの追加

Googleで検索したユーザーのキーワードは取得できなくなりました。これらの検索エンジン以外にも、docomoやau、Navorといった検索エンジンがありますが、初期設定のままだと「検索エンジン経由のアクセス」と認識されず、検索キーワードが取得できません。

これらのGoogleアナリティクスに登録されていない検索エンジンを追加で登録すれば、キーワードを取得できるようになります。本来取得できるはずの「検索キーワード」という重要な情報を取りこぼすのは、非常にもったいない、損をしていると思います。

検索エンジンを追加する手順は、基本は手作業になるので、非常に手間が掛かります。できる限り手間を減らして、多くの検索エンジンを登録する手順を、以下の記事で説明しています。

Googleアナリティクスへ簡単に検索エンジンを追加する手順

7. サイト内検索のキーワード取得の設定

先ほど説明した、検索エンジンを追加する以外にも、googleアナリティクスで設定を行えば、サイト内検索のキーワードを取得することができます。

サイト内検索でユーザーが検索したキーワードを取得し、ユーザーのことを知ることは、販売力の高いサイトを作るために重要です。

Googleアナリティクスの設定画面で変更するだけで、サイト内検索のキーワードを取得できるようになります。タグを張り替える必要はありません。設定手順を以下の記事で説明しています。

Googleアナリティクスでサイト内検索のキーワード取得する設定方法

以上で、初期設定に加えて行っているGoogleアナリティクスの設定は完了です。

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