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ITP 2.0について まとめ【アフィリエイター向け】


ITP 2.0

iOS 12の公開が近づいてきて、ITP 2.0について情報が錯綜していますね。

わかりやすく解説されていた情報をまとめました。参考にまでにどうぞ。

iPhone, iPad, MacのSafariで、ASP広告が発生しなくなる

【現在】
ITP 1.1

24時間なら、ITP非対応の広告でも発生する

【変更後】
ITP 2.0

ITP非対応の広告は、発生しない

ITP 2.0は、iOS 12のiPhone, iPadと、macOS MojaveのMacのSafariで実装されます。例年通りだと、これらのOSは2018年の9月中旬にリリースされます。

2018年9月以降、ITP非対応のASP広告は、iPhone, iPad, Macからの発生が激減する可能性が高いです。特に、iPhone, iPadのユーザーはSafariを使っている割合が多いので、OSの更新が進むにつれて、影響が大きくなるはずです。

自分のサイトのiPhone, iPadの割合と、広告がITPに対応しているかを調べましょう。ITP非対応の広告なら、iPhone, iPadからの売上は確実に減ります。

ITPについて、わかりやすく解説

以下の記事が、わかりやすいです。ITP 1.1の頃の内容ですが、ITP 2.0でも基本は同じです。

【ITP徹底解説】何がヤバくてこれからどうなる?ASPにも緊急アンケート

リンク先の記事を読んで、以下の2点を理解しておくと、この記事の内容がよくわかります。

  • 1st party cookieと3rd party cookieの違い
  • ITP対応の広告の仕組み

ITP 2.0で売上が無くなる理由

技術的な内容が多いですが、わかりやすい検証記事を紹介します。

ITP 2.0の機能の検証

この記事を元に、要点を説明します。

4ドメイン以上からのリダイレクトでブロック

4ドメイン以上からリダイレクトを掛けている、ITP非対応のASPのリンクは、ブロックされて発生しません。

以下の図を参照してください。画像をクリックすると拡大します。

ITP2.0で広告がブロックされる仕組み。4ドメイン以上からリダイレクトされると、ブロックされる。
ITP 2.0の機能の検証

ASPの場合、間違いなく4ドメイン以上からアクセスがあります。そのため、ITP非対応の広告リンクは、iPhone, iPad, Macから発生しなくなると考えてください。

リダイレクト4ドメイン以上でブロック

アフィリエイトリンクのクリック測定用にリダイレクトを仕込む場合は、注意が必要です。リダイレクトが4ドメイン以上になると、ブロックされます。

画像をクリックすると、拡大します。


Intelligent Tracking Prevention 2.0

3ドメインまでならブロックされません。

アフィリエイトサイト

ASP

広告主

この流れなら3ドメインなのでブロックされません。

アフィリエイトリンクのクリック計測用にリダイレクトをしているとブロックされる訳ではありません。

しかし、ASPリンクのリダイレクト後に、仕様変更でリダイレクトが挟み込まれる可能性はゼロではありません。もし挟み込まれれば、4ドメイン以上になるのでブロックされて発生しなくなります。

アフィリエイトリンクのリダイレクトは、避けたほうがよさそうです。

別ドメインのcookieを使う場合は、許可が必要

公式サイトが一番わかりやすかったです。英語ですが…

Intelligent Tracking Prevention 2.0

簡単に言うと、「別ドメインのcookie使いたい時は、APIがあるんで、それ使ってユーザーの許可取ってね」ということです。このようなウィンドウが表示されます。画像をクリックすると拡大します。

第三者がcookieを参照する場合は、ユーザーの許可が必要
Intelligent Tracking Prevention 2.0

アフィリエイターがここまで実装するケースは無いと思います。

それよりも、「ITP 2.0だと、cookie見るのにユーザーの許可がいる!アフィリエイトが発生しなくなる!」と勘違いしている人を見かけました。

あくまでも、「別ドメインのcookieを使いたい時は、Storage Access APIでユーザーの許可を得る必要がある」ということです。

ITP 1.1対応の広告なら、ITP2.0でも大丈夫

ITP1.1から2.0への主な変更点をまとめます。

  • 4ドメイン以上からのリダイレクトでブロック
  • リダイレクト4ドメイン以上でブロック
  • 別ドメインのcookieを使う場合は、許可が必要

ITP1.1に対応している広告なら、ITP 2.0になっても問題なく計測できるはずです。先程の解説記事に、検証内容が記載されています。

ITP 2.0の機能の検証

ITP 2.0対策

アフィリエイターができることは、ITP非対応の広告は避けることです。とはいっても、いきなり売上1位の広告を外すことは難しいので、9月中旬以降の様子を見ながら進めるのが現実的です。

いくらASPがITP対応のタグを準備しても、広告主が自社のサイトに実装しないと問題は解決しません。タグマネとか使っていれば、すぐに終わるはずなんですが…

あとは、今のうちにアフィリエイトリンクのリダイレクトを外しておくのも、いいかもしれません。リダイレクトをしなくても、リンククリックは計測できます。

長期的には、AdSenseや、純広告、有料商材(サロン、note)といった、他の収入源を確保するという選択肢もあります。純広告で言えば、ヨットさんの純広告の記事は良かったですね。あれを読んで、ASP以外の道もあると実感しました。

最後にお願い

この記事を読んで、誤っている箇所があれば、Twitterか、お問い合わせフォーム(SSLじゃなくてすいません)で教えてください。できるだけ正しい情報をお伝えしたいと考えています。

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